3種類の媒介契約
一般媒介契約
他の不動産会社に重ねて依頼
できる
自己発見取引
できる
レインズへの登録義務
任意
活動報告義務
なし
メリット
-
買い手の幅が広がる
-
囲い込みされない
デメリット
-
成約できない不動産会社は仲介手数料を受け取れないので積極的な活動をしない可能性がある
-
報告義務がないため販売状況がわかりにくい
専任媒介契約
他の不動産会社に重ねて依頼
できない
自己発見取引
できる
レインズへの登録義務
7日以内
活動報告義務
2週間に1回以上
メリット
-
広告や積極的な活動をしてもらえやすい
-
窓口の1本化でやり取りがスムーズ
報告義務があるので販売状況が把握できる
デメリット
-
良い不動産会社を選ばないと、その会社の売却力次第で価格や時期が左右される
-
囲い込みや自社利益優先とした活動をされる可能性がある
専属専任媒介契約
他の不動産会社に重ねて依頼
できない
自己発見取引
できない
レインズへの登録義務
5日以内
活動報告義務
1週間に1回以上
メリット
-
広告や積極的な活動をしてもらえやすい
-
窓口の1本化でやり取りがスムーズ
報告義務があるので販売状況が把握できる
デメリット
-
良い不動産会社を選ばないと、その会社の売却力次第で価格や時期が左右される
-
囲い込みや自社利益優先とした活動をされる可能性がある
-
自分で買い手を見つけても不動産会社を介さずに売ることができない
媒介契約種類を選ぶポイント!!
売りやすい物件は一般媒介契約
売りやすい(特に問題のない)物件や築年数の浅い物件(築10年以内くらい)は、広告掲載さえしてくれていれば不動産会社の売却力にも左右されにくく、また買い手の幅が広がり囲い込みもされない一般媒介がおススメです。
売りにくい物件は専任媒介
売りにくい(問題のある)物件や築年数の古い物件(築20年超くらい)、売却価格が低額の物件は、複数の不動産会社に依頼できる一般媒介だと、自社で成約しないと仲介手数料が受取れない上に調査や確認事項が複雑で面倒だったりするので積極的に売ろうとはしてくれません。積極的に活動してくれそうな良い不動産会社を見つけて専任媒介がおススメです。