不動産売却で気をつけたい「二重取り」のカラクリ
- DAISAWA LLC
- 4月26日
- 読了時間: 3分
家や土地を売るとき、誰しも「できるだけ高く売りたい」と思うものです。
しかし現実には、不動産会社の都合で知らないうちに「安く売らされてしまう」ケースが存在します。
ここでは実際にあった事例をもとに、不動産売却時に注意すべきポイントをご紹介します。
売却を依頼したはずなのに…驚きの展開
敷地の広い住宅を所有していたAさん。
大手不動産会社に売却を依頼し、最初は8,000万円で販売スタートしました。
しかし数ヶ月経っても成約に至らず、不動産会社から「価格が高すぎて個人では買えない。業者なら購入できるので、6,000万円に値下げしては?」と提案されます。
仕方なく値下げに応じたAさんでしたが、その後、驚くべき事実を知ることになります。
なんと、売却した土地は4区画に分けられ、1区画あたり2,000万円、合計8,000万円で再販売されていたのです。
しかも、販売していたのは、Aさんに値下げを勧めたあの不動産会社自身でした。
不動産会社の「本当の狙い」とは?
なぜこのようなことが起こるのでしょうか?
通常、売主から不動産会社が受け取る仲介手数料は売却価格の3%。
たとえば7,000万円で売れた場合、手数料は約210万円です。
ところが、不動産会社が業者に6,000万円で売った場合、
売主から:6,000万円 × 3% = 180万円
買主(業者)からも:6,000万円 × 3% = 180万円
両方から手数料を得られ、合計360万円にもなります。
さらに業者が転売する際、その販売も元の不動産会社が担当することが多く、ここでもまた仲介手数料を得るチャンスが生まれます。
つまり、不動産会社は「売主にとってベストな売却」よりも、「自社の利益を最大化できる取引」を優先しているケースがあるのです。
売却時には「セカンドオピニオン」を
大手だからといって、必ずしも売主の味方とは限りません。
提案された値下げや買取について、納得できない場合は「他社にも意見を聞く」ことをおすすめします。
安心・納得できる売却を実現するために、ぜひ慎重に進めましょう。
私たちは「正直な売却」をお約束します
不動産売却は、お客様にとって大切な財産を手放す大きな決断です。
だからこそ、私たちは売主様の利益を最優先に考えています。
不当な値下げの誘導は行いません
業者向けの安価な買取を無理に勧めることはありません
常に「今、売主様にとって最も有利な方法は何か」を第一にご提案します
また、万一価格の見直しが必要な場合も、その理由や背景を丁寧にご説明し、
お客様にご納得いただいた上で進めます。
「本当に納得できる売却」をご一緒に
不動産の売却は、一度きりの大切な取引です。
だからこそ、十分な情報提供と透明なプロセスで、最後まで誠実にサポートいたします。
「まずは話だけ聞きたい」というご相談も大歓迎です。
お気軽にお問い合わせください。
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